他人とは思えない

お茶を飲みながら眺めるのに、絵本はとてもぴったりくると思っています。
雑誌や小説も良いけれど、それらは喫茶店以外の場所でも楽しめるもの。
電車の中で絵本を広げている人を、私はほとんど見かけたことがありません。
ある程度シチュエーションを選んで読んだ方が楽しめる、のが大人にとっての
絵本で、夜寝る前やお茶をする、ゆっくり出来る場所と時間がふさわしい・・・
と、いうのがわたくしの持論でございます。

お店にあるのは全部、私が個人的に集めたものなので、趣味の合わない方も
いらっしゃるとは思いますが、大人になっても、むしろ大人になってからの方が
より面白かったり心に沁みる絵本ばかりですので、ぜひお茶のお供に。

欲張ってたくさん読むよりも、一冊もしくはシリーズものをじっくり時間をかけて
味わうのがおすすめです。（何度も来て欲しいから、という理由もありますが）

写真 下段の手前から二冊目、「ジャムつきパンとフランシス」は、フランシス
シリーズの中でも、特に好きな一冊。
淡い色彩やゆるーい雰囲気の絵も大好きだし、フランシスのことはとても他人と
思えないし、どれも面白いのですが、このお話しのお母さんがなにしろ最高！Y